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REITの分配金が支給されるまでの仕組み
REITへ投資しする上で最も大きな魅力とされている分配金(配当金)は、毎年確実に入って
くる家賃収入がベースです。では、その家賃収入が実際にどのように配当として支給される
のかについて、できるだけ具体的に解説させていただきます。
例えば今現在、総額で1000億円程度の資産価値があるとされる優良な不動産物件を数多く
所有しているリアルREITという投資法人があると仮定します。
REITは借入を活用するケースが一般的とされている中で、ここでは半分の500億円を借入金
(金利2%)で、残りを株(投資口)で調達することになりました。
そして、この時にリアルREITが発行した株は20万口であることから、この結果として、1口
当たりの純資産額は25万円(500億円÷20万口)となります。
一方で、リアルREITの年間賃貸収入は90億円になりました。そこから運営諸経費をはじめ、
減価償却費など必要な経費として46億円と、支払利息として10億円(500億円×2%)を
差し引いたことにより、34億円が残りました。
一般企業であれば、この段階で法人税を支払うのですが、REITは投資家に分配金を配当する
ことによって国から法人税が免除されます。
今回は、その利益を100%投資してくれた投資家に還元することになりましたたので、その結果
として、1口当たりの配当金が1万7000円(34億円÷20万口)といった形で算出され、
この金額が投資家に対して支給されることになります。
そして、もし取引所で30万円の株価がついていたとした場合は、この時の配当利回りは5.7%
(1万7000円÷30万円)となります。株式投資などと比べて配当金は家賃収入から生まれる
ので安定しているのが大きなポイントです。
さらに収益の90%以上が配当されるのも投資する側としては大きな魅力です。
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